白紙の原稿 2
2024/08/22 3:22
駈込み訴えを朗読した。
文脈が違うと思うのは、「あこがれ」が「あこがれ」から逸脱したときにどのように考えるか、ということ
駈込み訴えでは、そこに憐憫と情けのために殺してやろうという感情が見える。
つまり、理想を理想のままで殺してやろう、殺さなくては、みたいなところがあるよね。
でもぼくが考えるところでは、「あこがれ」がそこから逸脱したとき……つまり、舞台から降りたときには、「手が届くもの」になるので、なんとしてでもそれを手に入れたくなる、みたいな情動が出てくると思う。